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Fusion360で紙飛行機を設計するメリット [紙飛行機]

重心位置.jpg

Fusion360で紙飛行機を設計するメリットは以下の点になります。

1)閉曲線の面積が求められる。
- 曲線を多用した形状でも、Fusion360で閉曲線の面積を算出できるので、紙飛行機を構成するすべての紙のパーツの面積が求められると、ケント紙の重量(g/㎡)を元に完成機体の総重量が推定できる。
- さらに、主翼の面積、水平尾翼の面積が求まると、翼面積の合計から翼面荷重が算出できる。
- 総重量と翼面荷重の値から飛ぶ機体になるかが推測できる。
2)3Dで立体化した部品から重心を求めることができる
- 紙飛行機を構成するすべての紙のパーツを組み合わせた状態の重心を算出することができる。つまり完成時の重心位置を推定できる。
3)翼の空力中心が求められる。
- 翼の重心が翼の空力中心になるので、主翼の空力中心と水平尾翼の空力中心との距離、主翼面積、水平尾翼面積、主翼翼弦長から、二宮さんの経験から求められたグラフより、機体の重心を主翼のどの位置に合わせればよいか推定できる。つまり主翼の取り付け位置が推定できる。
- 前出の機体全部の重心を上記の位置と合わせることにより、主翼の取り付け位置を求めることができる。

これで、設計時点でよく飛ぶかの予想ができ、出来上がった後に重りを付けたり、主翼の前後位置を変更するなんていうことなく、一発で確実に飛ぶ機体が設計できる目途が立ちます。

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